足底腱膜炎は、「踵や足の裏の痛み」、「歩き始めの踵の痛み」などが主な症状です。朝一歩目が特に痛いと訴える方が多いです。
足底腱膜に負荷がかかりすぎ微少な損傷を繰り返し、炎症を起こして痛みが生じます。
・使いすぎ(オーバーユース)。スポーツなどのラン動作やジャンプ動作の繰り返しの衝撃で起きる。マラソンやサッカーなどの走ることが多いスポーツ、バスケットボールやバレーボールなどのジャンプ動作の多いスポーツに多くみられます。
・重心の異常。踵重心になっていると足底腱膜に負担がかかりすぎて起こります。
・柔軟性の低下。足底腱膜の柔軟性が低下すると付着部の牽引力が強くなり負担がかかり起こります。
・足首の硬さ。足首が硬いと衝撃が吸収されず足底腱膜に負担がかかりすぎて起こります。
・足部のアライメント異常。扁平足やハイアーチになると足底腱膜に負担がかかり起こります。
・ふくらはぎの筋緊張。ふくらはぎの筋肉はアキレス腱になって踵に付着するためふくらはぎの筋肉が緊張すると足底腱膜に負担がかかり起こります。
電気療法、超音波、ストレッチ、マッサージ、可動域訓練、運動療法などを施術します。テーピング、サポーターや足底板などで負担を減らしていきます。
足底筋膜炎にならないためには足部のアライメントを整える事と筋肉・関節の柔軟性が大切です。スポーツをする人は特にストレッチ、トレーニングをして体をいい状態に保ちましょう。しっかりと治療をしないと難治性になり手術をしないと治らなくなってしまいます。深谷市、熊谷市で足の裏の痛みを感じている方は一度、ふじ接骨院にご相談ください。
1986年6月24日 AB型
趣味:サッカー観戦、ゴルフ
資格:柔道整復師