blog ブログ

膝の内側の痛みについて|深谷市ふじ接骨院2022.12.27

皆さん膝の内側に痛みがありませんか?

 

膝の内側は痛む人はどんな人?

 そもそも膝の内側が痛む原因も様々になってきます。年齢や性別、スポーツ活動の有無や体形や体格だったり生活習慣によっても違ってきます。膝の内側を有する各種疾患から見ていきましょう。

 

 

 

鵞足炎

鵞足炎は「鵞足(がそく)」と呼ばれるひざの内側下方の脛骨の周囲に炎症が生じる病気です。「鵞足」とは、脛骨というスネの骨の内側(膝から5-7㎝ほど下)に位置し、縫工筋、半腱様筋、薄筋と呼ばれる筋肉の腱が骨にくっつく部位(付着部)です。この部位にある滑液包に炎症が生じる状態が鵞足炎です。

滑液包とは、膝をはじめとした関節に存在する小さなゼリー状の袋です。 少量の液体が含まれており、骨と軟部組織の間に存在し、摩擦を軽減するクッションとして機能します。

鵞足炎は膝の屈曲や股関節の内転動作によって滑液包に負担が繰り返しかかり慢性的な痛みが生じます。アスリートをはじめとしたスポーツ選手に生じやすく、また、スポーツをしていなくても打撲などをきっかけに発症することもあります。

 

 

 

変形性膝関節症

膝関節には骨と骨の間に軟骨があるのが普通です。軟骨があることで骨同士がぶつかってしまうのを防いでいます。ところが年齢とともに関節に炎症が起きると軟骨がすり減ってしまいます。すると骨に負担がかかり、骨の形も綺麗ではなくなり、ボコボコしたいびつに変形するため、変形性膝関節症と言います。

痛くて正座ができない、階段を降りるときに痛い、椅子から立ち上がる時に痛みが走るなどの症状が代表的です。また炎症が強いときには夜寝ているときもチクチク、ズキズキと痛いという場合もあります。骨の変形が激しい場合、歩くたびに骨がぶつかり合って痛むようになります。

変形性膝関節症になぜなるのかはいくつかの原因がありますが、そのうちの一つは肥満による膝に対して過度の荷重がかかり、軟骨がすり減ってしまうことがあげられます。

 

 

 

 

内側半月板損傷

内側半月板損傷は、バスケットボールやサッカーなどのスポーツで、体重がかかった状態でひざをひねったり、強い衝撃が加わったりすることが原因となることが多いです。また、半月板は加齢によって劣化し、傷つきやすくなります。そのため、高齢者の場合はささいなケガや、日常生活の動作のなかでも内側半月板が損傷することがあります。

内側半月板損傷は長期間放置してしまうと、ひざに負担がかかることで膝軟骨がすり減り、変形性膝関節症を発症する可能性もあるため、早期の段階で治療し、機能を回復させることが重要です。

 

 

 

 

膝内側側副靭帯損傷

膝内側側副靭帯損傷は 膝靭帯損傷の中で最も頻度が多い損傷です。原因としては、スポーツ外傷や交通事故などで大きな力が膝に加わり損傷することが多くみられます。スポーツ外傷では、ラグビーやサッカーなど激しいタックルで膝に直接強い衝撃を受け、膝が不自然な方向に曲がり損傷する接触型と無理な体勢からの方向転換やジャンプ後の着地の瞬間に損傷する非接触型があります。

症状としては、損傷の程度により膝関節の痛みや歩行困難な場合があり、特に膝を内側に動かした時の痛みや可動域制限(曲げ伸ばしが困難)・腫脹(腫れ)が目立ってくることもあります。急性期(受傷後3週間くらい)を過ぎると痛みや腫脹・可動域制限が徐々に軽減されてきます。

 

 

 

スポーツや転倒したり痛めてしまったら

受傷した直後は所謂RICE処置をすることが重要になってきます。

・R: Rest(安静)

・I: Icing(冷却)

・C: Compression(圧迫)

・E: Elevation(挙上)

患部を安静に冷やして固定して心臓より高い位置に挙げる事で内出血や血腫の形成を緩やかにする目的で行います。

その後は手術をしない保存的治療か外科的治療をするかになりますが、当ブログでは保存的治療を深掘りしたいと思います。

 

保存的治療法

変形性膝関節症や半月板損傷、内側側副靭帯損傷を起こすと、炎症によって膝関節の動きが鈍くなってしまったり、損傷によって組織同士が癒着して関節が動きづらくなったり、そうなると膝の曲げ伸ばしが困難になり、受傷後の日常生活に支障が生じます。保存的治療の原則は、活動性の低下を含めた生活指導と膝まわりの筋肉の筋力増強を行いながら、日常生活やスポーツ活動に復帰させることです。

保存的治療法として、固定や荷重をしないように松葉杖を用いての生活をしたり、その段階を過ぎたら膝の周りの筋肉のトレーニングや固定により硬くなってしまった筋肉を緩めるためにストレッチ運動などを行います。

 

 

 

 

リハビリにはウォーキングが大事です

 体重をかけられるような段階になってきたらウォーキングによるリハビリも重要になってきます。

ウォーキングによる全身運動により膝まわりの筋肉だけでなく全身の筋肉を使うことで少しずつ競技に復帰する体力作りになります。

 

 正しい歩きかた 

①背筋を伸ばし、軽くお腹を引き締めて歩く。

②腕を足の動きに合わせて自然に振る。

③歩幅は、足を着地するときに膝が軽く曲がる程度にとる。

④拇趾(つま先)で地面を蹴る。

⑤かかとから着地する。

 

 

 

 

 

当院で対応出来る施術

 当院では、まずお話を伺った後に視診・触診・検査等を行い、その症状に合わせた治療を提案し、施術させて頂きます。

 症状に合わせた治療を提案させて頂くのに以下の治療を中心に行っております。

 

 1つ目は、筋肉に対して、刺激を与え、血流の流れを良くし、回復力を高めて上げる「筋治療」を施術します。

【筋治療】

 

 2つ目は、骨盤のゆがみを矯正し、身体のバランスを整え、神経・血流の流れを良くして、回復力を高める「骨盤矯正」を施術します。

 当院では、アジャスターという器具を使用し、矯正するため、身体の負担を少ない状態で受けれるため、年齢問わず施術出来ます。

【骨盤矯正】

 

 3つ目は、痛みが出ている場所のツボや治療点を見つけ、鍼をさして微電流を流すことによって血行を良くして筋の緊張を緩める「鍼治療」を施術します。また、鍼を刺すことで痛みを感じる限界値を上げて痛みを感じにくくなるように促します。

【鍼灸治療】

  当院の鍼治療で使用する鍼は細い鍼を使用し、施術する為、少ない痛みで施術出来ます。

 

4つ目は、痛みがある部分に対して、より深い刺激を与えて、身体の回復力を高め、早く痛みを改善出来るようにする「超音波治療」を施術します。

 

 

 こちらは「EU-910」という機械を使用して、施術します。

 

 

 

 まとめ

膝の内側の痛みを有する疾患として、
①鵞足炎
②変形性膝関節症

③半月板損傷

④内側側副靭帯損傷
などがあります。スポーツ活動において受傷する可能性があるものや日常生活において発症するものもありますが、そのどれにおいても自身の体格にあった体重管理や筋力維持が予防や受傷後のリハビリ期間でも重要になってきます。そのためにも普段からストレッチや膝まわりの筋肉のトレーニングはとても大事になります。膝の曲げ伸ばしは何をするにしてもする動きになりますので、誰でも関係する可能性のあるものなので何事もケアが大事になります。

 

 

最後に

 ふじ接骨院・鍼灸院では、深谷市・籠原エリアを中心に、お客様一人一人に合わせた施術を心がけています。

 スポーツをしていて起きてしまった外傷や交通事故での治療など幅広く対応させていただきます。

 また日常で起こる肩や腰などの慢性的な痛みがある方もアットホームな雰囲気の当接骨院にぜひお気軽にご相談いただければと思います。

 

 

 

院長:齊藤 裕一朗

著者Writer

院長:齊藤 裕一朗

1986年6月24日 AB型
趣味:サッカー観戦、ゴルフ
資格:柔道整復師

medicalお悩みの方はふじ接骨院・鍼灸院にお任せください

予約優先制です!!お気軽にご相談ください!

電話で予約する LINEで予約する 簡単予約! Webで予約する 24時間受付!