腰やお尻の痛み、足の痺れや痛みが椎間板ヘルニアの主な症状です。
重症例では排尿障害、排便障害の症状も現れます。
前傾姿勢での動作や作業、喫煙などが主な原因になります。
椎間板は背骨の間にありクッションの役目をしています。その一部が飛び出て神経を圧迫することで症状が現れます。椎間板は加齢などで硬くなり飛び出やすくなります。
膨隆型・・・線維輪の部分断裂
突出型・・・線維輪は断裂しているが後縦靱帯を穿破していない
脱出型・・・線維輪は断裂していて後縦靱帯を穿破している
分離型・・・元の椎間板から分離したもの
突出型が一番難治性で後縦靱帯を穿破しているものは貪食細胞が食べてくれます。
基本的には保存療法を行います。コルセット、電気治療、牽引療法、マッサージ、温熱療法、超音波治療、痛みが落ち着いてきたら運動療法などを行っていきます。
排尿障害、排便障害、痛みや足の麻痺が強い場合は手術による治療が行われます。
座り姿勢や前傾姿勢が長く続かないように注意。
思いものを持つときは膝を使って中腰のまま持ち上げないように注意。また、腰をひねりながら持ち上げるのも気をつけましょう。
体幹の筋肉トレーニング
インナーユニットと言われる多裂筋、腹横筋、骨盤底筋、横隔膜を鍛えて腰の負担を減らす。
ストレッチ
腰、お腹、足の筋肉の柔軟性を出して腰の負担を減らす。
現在では手術をしなくてもほとんどのヘルニアはよくなります。ただ排尿障害、排便障害の症状が出ている場合は緊急手術が必要になってくる場合があります。すぐに病院を受診しましょう。
大体の椎間板ヘルニアは数ヶ月で改善されていきますが難治性の椎間板ヘルニアもあります。難治性の椎間板ヘルニアは長期間かかってしまう場合がありますが諦めずに治療していきましょう。
当院では電気治療、超音波治療、温熱療法、マッサージ、運動療法、ストレッチ療法を取り入れて施術していきます。深谷市、熊谷市で椎間板ヘルニアでお困りの方はふじ接骨院にご相談ください。
1986年6月24日 AB型
趣味:サッカー観戦、ゴルフ
資格:柔道整復師