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- ばね指|深谷市ふじ接骨院
☑指が曲がったまま伸びない時がある
☑指の曲げ伸ばしで引っ掛かりがある
☑指の付け根が痛い
☑指の付け根が腫れている
指は腱によって曲げたり伸ばしたりすることができるようになっています。前腕にある指を動かす筋肉が腱になり骨にくっついています。
そして指を動かしたときに腱が浮き上がったりずれたりしないようにバンドのように止めている組織があり、それを腱鞘といいます。
腱が腱鞘との摩擦ストレスにより腫れてくると腱鞘を通り抜けるときに引っ掛かりがおきて弾発現象が生じます。これがばね指です。
親指に起きることが多く、次いで中指、薬指と多くみられます。
更年期の女性や妊娠出産期の女性に多くみられます。また、手をよく使う仕事やスポーツをしている人にも多く生じます。
また、糖尿病、リウマチ、透析患者にも多くみられます。
指の使い過ぎが原因で腱と腱鞘の摩擦ストレスにより、腱や腱鞘の腫れ・肥厚が生じて発症します。
更年期や妊娠出産期の女性に多い原因は女性ホルモンです。女性ホルモンの影響で関節の潤滑剤である滑液の量が減ったり、滑液の粘度が上がったりして腱と腱鞘の摩擦ストレスが多くなり腱や腱鞘の肥厚がおこります。
ばね指の初期症状は指の付け根の痛みと引っ掛かり感です。ばね指が進行していくにつれて弾発現象が起きるようになってきます。自分で指が伸ばせなくなり、他動的でないと指が伸びなくなってきます。さらに進行するとロッキングが起き、指の伸ばすのが困難になり屈曲拘縮が生じます。
弾発現象が強い場合や屈曲拘縮がある場合は手術の適用となり、腱鞘の一部を切開しなければならなくなります。
早期に治療を開始すれば保存療法で改善が見られます。放置せずにすぐに治療を開始しましょう。
深谷市のふじ接骨院ではまず問診とエコー検査で腱や腱鞘の肥厚、炎症による滑液の増加があるか確認します。症状と各種検査で保存療法の適用だと判断できれば治療を開始していきます。
ふじ接骨院では症状の進行具合で治療を組み合わせていきます。
安静が必要な場合は摩擦ストレスを軽減するためまず固定を行います。
手技により弾発部位の肥厚した腱、前腕部の屈筋群をリリースし腱の滑走性・筋肉の柔軟性を高めます。また、運動療法・ストレッチを各関節に行い、各関節の可動域、手指の筋肉の動きを改善し、正常の動きに戻していきます。
超音波とハイボルテージという電気を弾発部位に照射し、早期に疼痛の軽減・滑液の循環を改善し、腱がスムーズに通れるようにしていきます。
保存療法で三か月以上症状の改善が見られない場合や、屈曲拘縮、弾発現象が強い場合は整形外科へ対診したします。
深谷市のふじ接骨院では、固定・手技治療・コンビネーション治療・運動療法をばね指の症状に合わせて適切に組み合わせて施術していきます。
早期に治療を開始すれば保存療法で改善が期待できます。症状がひどくなる前に放置せず、ぜひ深谷市のふじ接骨院にご相談ください。
1986年6月24日 AB型
趣味:サッカー観戦、ゴルフ
資格:柔道整復師